ハードSFの極北決定戦
先日発売された谷甲州「コロンビア・ゼロ」が22年ぶりの航空宇宙軍史続編ということで個人的に再読祭りだったのですが、帯の「ハードSFの極北」が気になったので手持ちの本から調べてみました。……ハードSFに南極はないの。
- 私の持っている本だけしか見てません。未読もあり。帯がついてる状態で買った本は少ないです。
- 基本的に帯からハードSF周辺のみ抜き書き(一部、裏表紙あらすじから)
- ハードSFの定義は出版社がそう印刷しているもの
谷甲州
いずれも文庫版はハヤカワ文庫JA
- 「パンドラ」文庫2巻の帯=「ハードSFの極北」
- 「コロンビア・ゼロ」=「宇宙ハードSFの極北」
- 「星は、昴」文庫=「ハードSFの旗手」(作者について)、新装版帯=「国産ハードSFの正面玄関」
堀晃
- 「遺跡の声」創元SF文庫版=「ハードSFの粋」、アスペクトノベルス版=「孤高のハードSF」
- 「バビロニア・ウェーブ」創元SF文庫版=「日本ハードSFを代表する傑作」
- 「地球環」ハルキ文庫版=「ハードSFの名作」
- 「梅田地下オデッセイ」ハヤカワ文庫JA=あらすじに「イマジネーション豊かなハードSF群」
- 「太陽風交点」徳間文庫版=あらすじに「ハードコアSFの若き旗手」(作者について)
- 「マッド・サイエンス入門」新潮文庫=あらすじに「ハードSFの雄」(作者について)
(2015.10.11加筆)
意外な作家も参戦
- 「ぬばたまの・・・」眉村卓(講談社・1978年刊)=「ハードSFの旗手・眉村卓が異分野に挑戦し見事に書きあげた異色の長篇力作」
- (えええ? 眉村卓がハードSF作家って、この時代一般的な認識だったんでしょうか? 初耳)
(2015.10.12加筆)
創元SF文庫系
- 「マッカンドルー航宙記」=「ハードSF+スペースオペラ」
- 「マッカンドルー航宙記 太陽レンズの彼方へ」=「本格大宇宙ハードSF」
- 「タウ・ゼロ」=あらすじに「ハードSFの金字塔」
ハヤカワSF文庫系
- 「宇宙への序曲 新訳版」=「元祖ハードSF作家による」(帯文:笹本祐一)(未読)
(2015.10.2加筆)
えーと、ハードSF作家って少ないですよね……。究極vs.至高みたいになってる気が。
他にあったら随時追加。