名探偵たちの戦後
金田一耕助と神津恭介ってどのぐらい活動期間かぶってたかな……と、ちょっと前に気になって調べたのでまとめました。角川の金田一もの22冊が1冊にまとまっているkindle版は一気に検索できて便利です(たまに割引セールやってる)。念のため書いておきますが神津恭介は高木彬光作品に出てくる名探偵。金田一は言うまでもないですね。
参考資料
kindle電子版
- 金田一耕助ファイル全22冊合本版
紙の本
- 刺青殺人事件(角川文庫)
- わが一高時代の犯罪(角川文庫)
- 輓歌(角川文庫)
年表
年 | 金田一耕助 | 神津恭介 |
---|---|---|
昭和12(1937) | 本陣殺人事件・25,6歳でアメリカ帰り。すでに探偵事務所を開いていてそこそこ有名。磯川警部と知り合う | 神津(小中飛び級で16歳?)&松下研三旧制一高入学(寮が同じで知り合う) |
昭和13(1938) | 一高時計台事件。それを松下君が13年後(昭和26年)に回想して書いている | |
戦時中~昭和20(1945) | 招集されてニューギニアへ・作中の横溝正史「本陣」を書く | 軍医として南方へ |
昭和21(1946) | 獄門島事件・戦友の死を伝えに故郷へ・作中の横溝正史を金田一が訪問する(初対面)。磯川警部と再会 | 刺青殺人事件・京都で療養を終え、東大で松下君と再会 |
昭和22(1947)~ | いろんな事件を解決 | いろんな事件を解決 |
昭和48(1973) | 病院坂事件後、アメリカへ | ~一応平成に入っても活躍 |
金田一の方がかなり年上だというのに気づいてなかったので改めて整理してみてへえ―となりました。
そのうちまた加筆するかも。